2次元女オタクが突然宝塚にハマった話。①
はじめまして。タイトルの通りです。
急に宝塚にドボンした。
気がします...多分。
自分でも自分のこの感情の変化に着いて行けず、自己分析も兼ねて初めての記事を書くに至りました。
タイトルにも書きました通り、今現在私は女性向けソーシャルゲームを中心とした
二次元女オタク(量産型)。
あれですね、iPhoneのゲームフォルダがこんな感じになるヤツ。
「分かる~!」となった方は同志です。おめでとうございます(?)
7年ほど前から二次元女性向けジャンルに住んでおりますが、その前まではジャニオタでした。特に嵐のファンクラブ会員歴は今年で10年になりました。
嵐も私もAnniversary Yearだね!おめでとう!! ...どうでもよいです。
さらにその前は三浦春馬大好きマン、さらにさらにその前は滝沢秀明大好きマンでした。
まぁつまり何が言いたいかと申しますと、生粋の面食い野郎なんですね。
これ、後に重要になってきますので覚えておいていただけると話が繋がります。
さて、そんなミーハー心バリバリの趣味遍歴をしておりますが、
こう見えて演劇には明るいんです。(自分で言うのもどうなんだろうか…)
なんと宝塚との初エンカウントは3歳!
らしい。全く覚えていない。当時の私ちゃんと静かに観劇していたかな…周りの方に迷惑をかけていませんように。
察した方もいらっしゃるかと思いますが、
母が宝塚の大大大ファン
なのです。母の観劇に連れられて行ったのが初めましてというだった訳です。
その後、5歳前までにもう1,2回ほど連れられて観劇していたみたいなのですが、
何せ、幼少期の記憶が消えだすと言われる6,7歳以前のこと。本っっっっっ当に記憶にございません。
私の演劇観賞に関する記憶の始まりは、幼稚園年長から小学生時代、これまた母に連れられて何度も観劇した、劇団四季の舞台です。
この時期、母もほぼ宝塚の観劇には行かず、劇団四季の観劇に足繁く通っていました。
家にタカラジェンヌのサイン色紙が飾ってあったので何となく「母は宝塚が好きなんだな」とは思っていましたが、どちらかと言うと「母=劇団四季」のイメージでした。
これは最近母から聞いた事なのですが、その当時劇団四季をよく観に行っていたのは、
母のご贔屓様が宝塚歌劇団を退団し、劇団四季に入団、劇団四季の代名詞とも言えるミュージカル「ライオンキング」のナラ役を取ったからだったそうです。
結局宝塚めちゃめちゃ関係してるじゃねーーーか!!!
それから、私は中高一貫校に進み、6歳下に妹もおりますので、姉妹の学生時代が綺麗に被らないために母は娘2人の面倒を見るので手一杯だったのだろうと思います。
観劇に行くことはついぞ無くなりました。
時々、家で宝塚のDVDが流れていましたが、中学生になり、ミーハー女へと進化を遂げた私は、
「いや…化粧濃っ…皆同じ顔やん…羽背負ってるのやば…(引き)もうすぐ嵐の番組始まるからチャンネル変えていいかな…」
などと思っていました。
また現に、現役JKの妹は、私が、母がSKY STAGEの放送から生み出した宝塚BD集を観ていると
「ねーえ、つまらーん、変えていいー?」と言ってくるので、あの特殊な(褒めてますよ!)舞台は、思春期の感受性の無い子供には、宝塚の魅力は難しいのかも知れませんね。
そうして、あまり宝塚には関わりが無い時が流れ、自分は大学生になり実家を離れました。
実家を離れて数ヵ月、久しぶりに帰省すると家で日中ずっとミュージカル調のCDが流れている。
いや...これは確実に宝塚。
...おや?
夜になって家族が寝静まると、深夜2時頃まで明らかに宝塚の舞台と思われる録画を延々とダビングしている。
...おやおやおや???
母が宝塚に戻っている...!!!
それからの母はまーあ毎日楽しそうで。傍から見ると少女に戻ったかのようでした。
「今まで私達のために我慢してたんだね。1人手を離れたから少し自由になってまた追えるようになったのかな。ありがとうね。とても楽しそうで私も嬉しいよ...」
という母に対する母親目線が発動。(母に対する母親目線とは?)
そしてついに私にもお声が掛かります。
母「ねえ、今度、宝塚で幕末の薩摩の武士を題材にした舞台があって、1枚余ってるんだけど、観たい?」
さーすが母!何を言えば娘が釣れるか分かっている!!!
何故かというと、私、重度の幕末歴女でもあるんですね。
私「え?なに?幕末のどこの話なの?会津戦争から西南戦争?どっち側?西郷側?え~それ絶対切ない話じゃん……行きたいです。」(ここまで一息)
「桜花に舞え」め~~~~~~~ちゃくちゃ良かったです。ボロ泣きした。
主演北翔海莉さん(母のご贔屓様です)の最後の20人斬り、訳分からないぐらいかっこいいんだけど、これ本当に女性!?女性であの殺陣できるの!?やばくない??袴似合う~~~~~~!!!
ていうか歌がべらぼうに上手ぇ~~~~~~~~~!!!!
ミュージカルと生モノのお芝居の良さを思い出した1日でした。
ずっと鳥肌立ちっぱなしでした。
そして中学生時代に引いてしまっていた濃いお化粧と派手な衣装がとても美しく見える…
ショー…すごい…めっちゃ踊る…歌う…ちゃんとお腹から声出てる…すごい…これはすごい芸術…。
とにかくとても感動しました。なぜでしょう、成長して歌もちゃんと聞き取れるようになって理解が出来るようになったのと、感性の変化なのでしょうか。
母も私の反応に手応えを感じたのでしょう。
それから頻繁にお声が掛かるようになりました。
その後、星組「桜花に舞え」をもう1回、雪組「幕末太陽傳/Dramatic ”S”!」、雪組「凱旋門/Gato Bonito!!」を観劇しました。
ただ、ここまでは”お話”と”ショー”を楽しむ、という感覚だけで観に行っていました。
「トップスターとかトップ娘役さんとか2番手とか3番手とかよく分からないけど、お話が面白いからそれでいいや~」
みたいな。
帰省した時にも普通にお芝居が見たくて、母におすすめを教えてもらって、DVDを観ていました。
そこで母におすすめされて観たのが、花組「エリザベート」これが今回の沼落ち疑惑の始まりだったと今となっては思います。
思ったより長くなってしまったので、続きは次の記事にします。
本題に入れないほど長くなってしまった…なんてことだ…。
ちなみに今この記事、2回目の月組「All for One」を観ながら書いています。